思い切っていじってます。。。?


まずはスプロケットハブ:2005/01/09
 
 リアキャリパーを磨くついでに、スプロケットハブも汚れやすいくせに鋳物の地肌そのままなので、
 磨いてみた。
 グラインダーで下地削り、バフ+青棒までやってからコンパウンドで磨いてクリア塗装。

sp-hub1 sp-hub2

 後ろに写っているプロアームの色と比べると、違いが分かるでしょ?
 少しだけ目立つアイテム?

やっぱり:2005/02/06
 
 どうせやるならプロアームもやりたい。
 ワークス風さ!
 Y!で程度の良いのを入手した。安かった上にアクスル周りとスプロケットハブも
 付いている。
 スプロケットハブも、雑にやっていたので鏡面にはほど遠い。
 予備ができたところで、きちんとやろう。
 まずは#240で表面の梨地を綺麗に落とす。前回は、ここからフェルトに入ったが、ちょっと無理。

p-hub1

 でもって、オフセットサイザル+赤/白棒の登場!

p-hub2 p-hub3

 段々光ってくる。
 最後は青棒+フェルトバフで仕上げてコンパウンドでピカピカ。
 曇るのもイヤだし、表面保護でアルミ用クリアを吹いたのだが、これが失敗。
 光が鈍くなった上に、つやを出そうと後から磨いたら角の部分は塗膜が
 薄くて地が出てしまった。

p-hub4 p-hub5

 リベンジは翌週。。。

 プロアームはかなり手強い。
 形状が複雑なのに加えて、表面の梨地は半端ではない。
(右の写真の上半分は未加工、下半分は下地を調整してみた)

p-proarm1 p-proarm2

 ピカピカになるまでにグラム単位で軽量化できる勢いで削らなければ。。。
 一見綺麗に見えるが、これでも鋳造の痕の深い小穴がポツポツ。。
 体に悪そうな勢いで粉をまき散らしながら半分削ったが。。。
 ご覧の通りかなり道は険しい。

p-proarm3 p-proarm4

 おかげで下地用の#200〜300番台は全滅。
 どうやらもっと荒い番手から始めないといけないようだ。_| ̄|○ ガクガク

p-proarm5


スプロケハブ完結:2005/02/13
 
 残念ながらクリアはあまりよろしくなかった。
 アルミに直接塗れるという「アサヒペン カラーアルミスプレー」のクリアだったけど、
 イマイチ透明度が低いし、うっかり水研ぎしちゃって削れた。
 でもって、バフ掛けには定番の「ぽりくれめいと」ではなくて、「呉シールコート」で再度コーティング。
 クリアと違って、粘度が低く自分で平滑な膜になってくれる。

p-hub6 p-hub7

 左が再度ピカピカにした状態、右がそれにクリアコート吹いた状態。
 毎月ピカールよりはましでしょう。

プロアーム、鏡面に近づく?:2005/02/13

 先週は下地処理に#240からで歯が立たなかったが、今週は#120と#180も揃えてスタート。
 ちゃんと朝10時から作業開始。今回はちゃんとマスクして#120から。
 さすがにこのあたりの番手だと粉塵と言うよりはアルミの粒が飛ぶので、マスクの意味無し。
 #180、#240と順番にやって結構良い感じで下地ができてきた。
 (#240ぐらいから、体に悪そうな粉塵となる)

 もうこれでもかってくらい梨地部分を削る削る。
 多分、元に比べたら10g以上軽くなっている事だろう。
 (それもあるが、我が家の庭はアルミニウムの濃度が非常に高くなっているような気がする)

 コツは、最初の一番荒いので大まかには形状(平面)を決めちゃうこと。
 以後の番手では、前の荒い番手の傷を消すことに専念。
 逆に言うと、最初が雑だと形までは直らん。
 かといって、#120/#180は乱暴な勢いで削れて行くので、力の入れ過ぎと削りすぎ
 (こだわりすぎて失敗とも言う)には要注意。
 所詮鋳物ですから、鋳肌は深ければ1mm以上に達していますので、本気で削ったら本当に
 ヤバイ事になる!

 てなことで、今回はベアリングホルダの彫り込んでいる部分は諦め。
 どうせ、スプロケットの影で見えないと自分に言い聞かせて。。。

p-proarm7


[注意!] 強度的にどうかは分かりません、、鋳物の場合は表面削ると強度低下する場合もあるそうな。
      あくまで自己責任!


 しかし、#120/#180/#240で使用しているのが先日の写真の青いディスクのような、
 5mmぐらいのナイロンスポンジっぽいヤスリ。
 裏側にあて板を使うことが前提なので細かいところまではぶつかって届かない。
 曲面も苦手。
 ロイヤルホームセンターで買った3Mのスコッチブライトベベルは秀逸。
 サンダーへの取付部分まで一体で成形されていてプラスチックだし、裏板もなく厚手(1cmちょっと)なので、
 細かい隙間などあらゆる所に使える。
 でも、値段が高い! 小売りだと1枚1,500円ぐらいする。

p-tool1

 サンダーに付いているのが#240のナイロンヤスリ。
 本日#240の青パッドは2枚重ね&裏板無しでベベルっぽく使用!大成功。うしし。。。
 手前の赤がベベルの#320で、緑が#400。

 まず、#240で傷を取りつつ地ならしの状態。

p-proarm6

 で、#320のベベルが摩耗して無くなる覚悟で傷を消して行く。(写真の左側)

p-proarm8

 #400で磨き上げた状態。うー、光り始めてしまった。。(^^ゞ

p-proarm9

 4時過ぎて寒くなって来たけど、ここまで来たら光らせたい。
 一部だけオフセットサイザルに赤棒で。。。

p-proarm10

 ほれほれ、鏡面ですぜ。。。

 [結論!]
 3Mのベベルで#120/180/240/320/400が各1枚あればサイザルの前は事足りますわ。
 いろんなの買って損したかも。


 P.S. 今、白棒/青棒飛ばしてコンパウンドを色々試していたけど、かなーり光る。
    真っ平らではないけど、ヌラヌラと光るスイングアームはワークスっぽくて
    かなり良い感じですな。
ベアリングが。。。:2005/02/13

 磨いているプロアームのベアリング、来た時からあまり気乗りがしなくて見なかった。
 アクスルやカラーはそれなりに綺麗だったけど、なんだかホコリが一杯で。。。
 さっき部屋でコンパウンドで遊びながらも気になって、覚悟を決めて見てみたら、やっぱり。
 ダストシール外してパーツクリーナーで流してから回したら、ニードルベアリングはじゃりじゃり、
 ボールベアリングは最初固着で動いたら真っ赤なサビ色のグリスが出てくる。

 うむむ。。永く乗るのなら交換だな。
 部品代はパーツリストで2,000円程度。


 また、バイク屋さんでPC修理と引き替えに圧入工具を使わせてもらうか。
重大な問題発覚?:2005/02/13

 ベアリングどころではない!
 あと半日で鏡面になりそうなプロアームは400用なんだけど、650と微妙に違う可能性が。。。
 部品番号を何気に見ていたら、違うのだ。
 気になって、仕様を確認したらホイールベースが5mmばかり650のほうが長い。
 さてさて、どうする??(^^ゞ
 おそらくエンジンが1kg重いためにバランス取ったりしてるのかもしれないけど、
 あちこち組み替えているからこれならこれの状態でセッティング出した方が良さそう。
 強度的に違うのならやばいなぁ。

 回頭性は上がるかもしれないが、ちょっとだけウイリーマシンに近づく?
 それともバフ掛けの練習と割り切って、ピカピカにしてヤフオクで売り飛ばすか??
 どっちにしても取付の時に取り外す現用と、長さや仕様を比較してから考えよう。
 いずれにしても、今装着されているスプロケットハブもバフ掛けし直して、
 どちらかは売り飛ばされる運命になりそうだな。

 でも、もう一本鏡面にするのは気が遠くなりそう。
 いくら慣れたとは言え、3日ぐらいかかるよ。
 いくらで売ろうかな。
コンパウンドに関する考察:2005/02/13
 
 さて、磨きの仕上げと言えばコンパウンド。
 おいらの在庫はこんな感じ。

tool2

 それぞれ善し悪しのようで、今磨いているアルミ部品と、ステンの物で比較すると
 下表のような評価。
 あくまでも主観ですので、ご注意下さい。
 細かなスペックはそれぞれの製品を調べてくださいね!
品名対アルミ対ステン使い勝手備考
ピカール今ひとつ曇った感じメッチャ綺麗、まさに鏡面価格が安いので惜しげ無く使える粒子がちょっと大きいけど柔らかい?
WAKO'sのメタコンかなり光りますわちょい傷が残るそこそこいい値段。でも、ノビが良くて少量で使える。粒子硬め?かなり削れる感じ
Soft99のコンパウンド(極細)アルミの仕上げはこれっす!まじピカピカ非力っす最後の仕上げ限定にはベスト。そこそこ安い。粒子かな〜り細かい
Soft99のコンパウンド(中細)まぁまぁ良い感じ。ピカール相当?アルミならその後にもう一段階必要割り切れば案外使いやすいかも?
Soft99のコンパウンド(細目)荒削りっぽい磨き傷残りますう−ん、塗装面以外はあまり使い道が。。粒子いきなり粗め
ホルツのコンパウンド(極細)だめ、余計曇りまくり、傷消えずこっちも傷消えずノビも普通。そこそこ安いしどこにも売ってるけど、なーんにも役に立たない。金返せ!

 意外とSoft99も役に立つ。
 つーわけで、おいらのコーヒー用マグカップ(ステン)はピカールで鏡面にしますた。
 あーすっきり?

かなーり:2005/02/20
 光り始めた。
 オフセットサイザルで白棒まで。一部は青棒+フェルトバフでビカビカ。
 これだけ光るとエロっちぃ(意味不明?)です。

p-proarm11 p-proarm12


ベアリング交換:2005/03/13
 バイク屋さんにひょっこり顔を出して相談したら、油圧プレスはないけど何とか交換できた。
 元々圧入とは言え、抜く時はベアリングに合うサイズのソケットを当てて叩き出し。
 入れる時は、これまた合うサイズのカラーで万力を使って押し込む。
 (平行をきちんと出しながらやらないと壊れる!)
 なるほど、その手があったか。。。
 「やっぱり一家に一台ちゃんとした万力は必要ですな」と話していたら、
 「卓上グラインダーと万力を装備した作業テーブル作っておくと便利だよ」だそうで。
 あぁ、また仕舞いようのない物が欲しくなる。。。

 交換後は、きちんとテープで塞いで養生。

特殊工具:2005/03/13
 スイングアームの脱着には、ロックナットを押さえながら指定トルクでヘキサボルトを
 締める必要がある。
 通常のロックナットレンチは、それを回すだけでソケットが真ん中に刺さるので、
 外すことはできても締めることができない。
 バイク屋さんで探してもらったら発見!借用してきました。
 1/2のハンドル付けて回せる。もちろん、中心はあいているのでヘキサが入る。
 でも、ネジ径が合うかな。。。?

p-proarm13


そろそろ決着!:2005/03/20
 いつまでも磨いていてもきりがない。
 装着してなんぼである。
 3連休を利用して一気に磨き上げ&取付を敢行。

 青棒とコンパウンドで磨き上がった状態。。。

p-proarm14 p-proarm15

 う、美しい。。。。
 しかし、このままではすぐに曇るので、シールコートを塗ることにした。
 若干曇った感じになってしまうが、毎回スイングアームを外して研磨するような事は
 とてもやってられない。

p-proarm16 p-proarm17

 適当な棒でぶら下げてまんべんなく。。。シールコート自体は非常に薄く、
 ムラ無く塗れるので扱いやすい。

 さて、本日のリア周り交換部品一式です。
 それほど手間はかからないつもりだったが。。。

p-proarm18


 まずは、リアホイルとハブ、スプロケットなどを外す。
 ここまでは何度もやっているので数分もあればできる。
 最初の難関は、このキャリパーサポートを押さえているスナップリング。
 結構強力。
 まぁ、予想していたのでちゃんとしたスナップリングプライヤーをホームセンターで調達。
 (今まで持っていた安物の、4種類ぐらい頭が替えられるスナップリングプライヤーは
 ストローク不足&弱っちぃのでボツ)
 ある程度溝から出てきたら、円周方向に軽く叩きながら回転させるとぴょんと
 飛びだして外れる。
 取り付ける時は、表裏に注意。角がある方と丸い方で、溝に対してどちらに力がかかる
 かが決まっている。

p-proarm19 p-proarm20

 問題は、右の写真のR側のカラー。ぎっちぎちにはまっていて、抜けてこない。
 ピボットボルトはとっくに抜いたのだが。。。
 エンジンマウントなどでフレームが締め付けられているかと思ってそれも緩めたが
 変わらず。
 結局、カラーを叩いてずらしながら外したが、取り付ける時はもっと悲劇だった。。(;。;)
 サービスマニュアルにも特に注意事項もなく、すんなり外れることになっている。

 でもって、取り外したプロアームと、これから付けるプロアーム。

p-proarm21

 基本的な寸法は変わらない。
 心配していたホイルベースも、スプロケが400は1丁多い分エキセントリックが前に
 出るからだと勝手に結論。
 でもって、取り外したRカラーとダストシール。

p-proarm22

 無理矢理ひねり出したので、シールはねじれて再利用不可。(予想してはいたが。。)
 取付は困難を極めた。
 何をどう知恵の輪しても入らない。
 1時間近く格闘して背筋が痛くなってきた頃にノギスでカラー+ベアリングの長さと
 フレーム側の隙間を計測したら、1mm弱フレームの方が狭い。
 そりゃ無理だろ!しかも、左側のボールベアリング2連装と違ってニードルベアリング1発
 なので、圧入がおかしかったわけでもない。
 どうせピボットボルトで締め付けるんだからというあきらめで、カラーを0.5mm強削った。
 おかげですんなり入った。。。あぁ疲れた。
 もちろん、取付後に水平方向のがたつきがないことは確認。

 更に、一難去ってまた一難。
 ピボットボルトが若干固いので疲れていたこともあり、ハンマーでコンコンと叩いて
 入れていたら、頭のヘキサがつぶれかかって大騒ぎ。
 5mmはすかすか、6mm(元のサイズ)は入らないで、結局捨て工具のヘキサの6mmを
 位置合わせて叩き込んで穴を再生。

p-proarm22-1


 後は、オーリンズやチェーンカバーを取り付けて、バフ掛け済みのスプロケハブも装着。
 上記の知恵の輪であれやこれやしている間に、スイングアームに若干傷も付いてしまったが、
 遠目には分からないでしょう。。。

p-proarm23

 やっと完成!

p-proarm24

 PROARMのステッカーを貼って出来上がり。
 実は、内側(ホイル側)は、脱脂材をうっかりかけてシールコートが溶けかかったが、
 まぁ目立たずに済んだので良しとしましょう。
 汚れてきたらはがして再度塗り直しと言うことで。。。
 片持ちだからホイルは簡単に取れるし。
 うーん、自己満足!
植草家のHomeにもどる!

車/バイクのページへ戻る